服飾系の志望動機

毎日おしゃれをして、店に立ち、その店の顔となる一見華やかで楽しそうな職種です。
でも実際は一日中ヒールを履いて立ちっぱなしでいなければいけなかったり、洋服代、靴代がかかったり、常に流行を気にして勉強しなくてはいけなかったり、売上にノルマがあったり、どんなに朝眠くてもきちんとメイクをしなければいけなかったりと、大変な職業です。
そのなかには正社員の人もいれば、アルバイトとして雇われている人もたくさんいます。
でもお客さんから見ればどちらも同じ店員さんです。
プロの仕事を要求されます。
その収入はほかの職種と比べても、そんなに高いものではありません。
にもかかわらず洋服代がかかってしまうので働いてもあまり残らないと言う人たちが多いようです。
ではなぜその仕事を続けていけるのか、その働いている人たちの多くは、服が好きだからやっていけると答えます。
お客さんにアドバイスをしなければいけないので、接客の技術も必要になってきますが、そういう作業も楽しいと答える人が多いです。
一度アパレル系で働くと、次の職業もアパレル系を選ぶ人も多くいます。
それも服が好きだからなのです。
おしゃれになりたいと思うか
私も過去に服飾系のアルバイトをしようと、面接をうけたことがありました。いろいろな話をしてもらい最後に聞かれたことは、おしゃれになりたいと思いますか、ということでした。
それを考えてみても志望動機の一番は純粋におしゃれが好きだったり、洋服が好きだったりすることだと思います。
服飾系の仕事には、流行をいち早くおさえるプレスというものがあります。
フランスやイタリア、アメリカなどに行って流行調査をしたりします。
それには語学力なども必要です。
そして雑誌の編集者に商品をよく書いてもらえるように交渉をします。
その交渉には広告費を抑えてもらうかわりに、知り合いのモデルを紹介したりとギブアンドテイクに見せかけながら利益をとっていくような事も必要です。
ずうずうしさがあって、負けん気が強く、自己アピールが出来る人でないとつとまらない職種です。
しかしこのプレスという仕事も一番大事なのは服が好きかということです。
もっとほりさげると服をデザイン制作する、人たちもいます。
その人たちは才能を問われます。
認められるまでに時間がかかったりもします。
それでもアルバイトをしながら努力を続けていきます。
どうして頑張れるのか、それもやはり服が好きだからです。